クリニックブログ

2020.05.10更新

新型コロナウイルス感染を疑う目安が変更になりましたので改めて記載します。


 


少なくとも以下のいずれかに該当する場合には、帰国者・接触者相談センター(北九州市)へすぐに御相談ください。(これらに該当しない場合の相談も可能です。)
1. 息苦しさ(呼吸困難)、強いだるさ(倦怠感)、高熱等の強い症状のいずれかがある場合
2. 重症化しやすい方(注)で、発熱や咳などの比較的軽い風邪の症状がある場合
(注)高齢者、糖尿病、心不全、呼吸器疾患(COPD 等)等の基礎疾患がある方や透析を受けている方、免疫抑制剤や抗がん剤等を用いている方
3. 上記以外の方で発熱や咳など比較的軽い風邪の症状が続く場合
(症状が4日以上続く場合は必ずご相談ください。症状には個人差がありますので、強い症状と思う場合にはすぐに相談してください。解熱剤などを飲み続けなければならない方も同様です。)
(妊婦の方へ)
 妊婦の方については、念のため、重症化しやすい方と同様に、早めに帰国者・接触者相談センター等に御相談ください。
(お子様をお持ちの方へ)
 小児については、小児科医による診察が望ましく、帰国者・接触者相談センターやかかりつけ小児医療機関に電話などで御相談ください。
 なお、この目安は、市民のみなさまが、相談・受診する目安です。これまで通り、検査については医師が個別に判断します。症状がこの基準に満たない場合には、かかりつけ医や近隣の医療機関にご相談ください。

帰国者・接触者相談センター(北九州市)
電話:093-522-8745(24時間受付)
聴覚に障害のある方をはじめ、電話でのご相談が難しい方は、FAXでご相談ください。
FAX:093-522-8775
注)夜間や土曜日、日曜日、祝日に受けたご相談は返信が遅れる場合がございます。

 


 

以上、北九州市のホームページより抜粋

これををふまえたうえで


発熱、せき・息切れ、強いだるさ(倦怠感)などの症状がある方で当院を受診される方は受付の際にその旨お知らせください。

区切られた場所で専用の問診票に記入していただきます。
当院は耳鼻咽喉科であり、胸部X線検査の設備がなく肺炎の診断は困難です。さらにP C R検査は拡充を図られていますが一般の診療機関ではまだ出来ません。(PCRセンターの設置により今後一般の診療所からもオーダーが出来るようになります。)問診表記入によって、院内感染を防ぎ、また新型コロナウイルス感染の可能性や診断について可能な限り適切な対応を取らせて頂きたいと思います。

どうぞご協力ください。
                   

投稿者: しらいし耳鼻咽喉科クリニック

2020.04.23更新

 政府の専門家会議などのメンバーの先生方が出席された日本内科学会主催の緊急シンポジウム、日本感染症学会主催の特別シンポジウムなどが相次いで開催され(もちろん聴講者なしで、ネット配信)わずかですがこのウイルスに関係する事実がわかってきました。

 新型コロナウイルスは飛沫感染を生じますが、咳やくしゃみはもちろんしゃべるだけでもごく細かい飛沫(マイクロ飛沫)が生じ、これは密閉された空間でしかも湿気のあるところであれば30分以上漂い、3時間感染性がなくならないそうです。感覚的には空気感染に近い飛沫感染と言えるのではないかと思います。

 また接触感染の観点から言えば銅の表面で4時間、ダンボール表面で24時間、プラスチック、ステンレスの表面では3から4日間感染性を有しているとのことです。3密を避けることは最重要ですが、さらにあまり湿気が高くならないように、また頻回の換気が重要です。アルコールや次亜塩素酸ナトリウムによる環境の消毒も重要かと思われます。

 感染して約半数が発症するのですが(8割は軽症)症状が出るまで約5日、診断がつくまでそれから約6日、入院加療して退院まではさらに16.5日と言われています。無症状の方からもウイルスが認められ、発症前後にウイルス量がピークであり特に唾液中に多く、また高齢の方にウイルス量が多いそうです。インフルエンザと比較し鼻咽頭などのウイルス量は100分の1程度であり、これが簡易検査を困難にさせているのだと思います。

 年齢分布を見ると20歳〜50歳代が多く活動性や行動範囲の広いこの年齢層が主な感染者になっています。また0歳〜19歳が全体の3.5%と際立って少ないですが、無症状の感染者(キャリア)の割合が多い為かもしれませんので安心はできません。

 発熱や咳、息切れなどの症状がない方でも(無症状でも)コロナウイルスに感染しているかもしれないとなると、もしかしたら自分もキャリアかもしれない。そう考えて行動すべきと思います。

 ワクチンがなく、効果的な薬剤が明らかではない現状ではやはり人との接触を避け、環境を整え、体調を崩さないように留意するということが最重要です。100年前のスペイン風邪の時と変わらないじゃないかと言う識者もいますが、今はこれを守るしかないのでは?みんなで辛抱して乗り切りましょう。

※新たな研究や報告により情報は変わるかもしれません。

 

投稿者: しらいし耳鼻咽喉科クリニック

2020.04.19更新

受診の際は必ずマスクをしてください。お願いします。しゃべるだけで飛沫が生じます。環境条件によりますが感染リスクになります。NHKで放映されたのを見られた方も多いと思います。

換気が重要 | 新型コロナウイルス“マイクロ飛沫(まつ)感染”からわかる予防 | NHK  

https://www.youtube.com/watch?v=rcf2ebG-zEM

 

しかしマスク不足で持ってないと言う方のために、皆さんご存知かもしれませんがマスクの作り方を紹介します。

まず北九州市のページからハンカチを用いた作成法です。

https://www.city.kitakyushu.lg.jp/files/000876000.pdf

 

CDC(アメリカ疾病予防管理センター)のページではTシャツやバンダナでの作成法です。英語ですが絵があるのでわかりやすいですよ。

https://www.cdc.gov/coronavirus/2019-ncov/downloads/DIY-cloth-face-covering-instructions.pdf

投稿者: しらいし耳鼻咽喉科クリニック

2020.04.16更新

新型コロナウイルス感染症拡大防止策として電話や情報通信機器を用いた診療が臨時的、特例的にですがすでに認められています。これは定期的な受診のある方で慢性疾患を有する方が対象です。耳鼻科で言えばアレルギー性鼻炎、花粉症、舌下免疫療法中の方、めまい、メニエール病などです。法律上の建前はそうなのですが、ただそれらの病気以外でもお電話で症状を聞かせていただき、可能な限り処方やアドバイスなどさせていただきたいと思います。保険証などご準備した上で、クリニックの診察時間にお電話ください。症状などお聞きした上で処方箋を発行します。(ただし対面診察が必要、もしくは他の科を受診して頂いた方が良いと判断した場合を除きます。)

処方箋をクリニックに取りに来ていただいた際に処方箋料などを会計していただきます。また最寄りの薬局で薬を受け取りたい場合は、薬局名と電話番号、ファックス番号を教えてくださればこちらから処方箋をファックスいたします。ご都合よろしい時で構いませんが1週間以内に来院していただき処方箋料などの会計をお願いします。

なお4月13日から初診の場合でも電話や情報通信機器を用いた診療が可能になりましたが、耳鼻咽喉科の場合、問診や不鮮明な映像や画像などでの診断は正確性を欠きますし処置や検査も特殊である為、考慮した結果導入を今のところ見合わせております。

投稿者: しらいし耳鼻咽喉科クリニック

2020.04.03更新

院内での感染を広げないために、しばらくの間院内の雑誌やキッズコーナーの利用、おもちゃや絵本など全て使用禁止としました。またお子さんへのご褒美シールも中止しました。大変ご不便をおかけしますが、ご理解とご協力をお願いいたします。

投稿者: しらいし耳鼻咽喉科クリニック

2020.04.03更新

本年ゴールデンウィークの休診日はカレンダー通りです。4月29日と5月3〜6日が休診になります。よろしくお願いします。

投稿者: しらいし耳鼻咽喉科クリニック

2020.03.31更新

新型コロナウイルス感染拡大に伴い、エアロゾル、飛沫などによる感染拡大防止の観点からネブライザー吸入治療を当面の間、中止します。またインフルエンザウイルスや溶連菌をはじめとする飛沫を発生する恐れのある検査や処置もしばらくの間中止します。これは日本医師会や日本耳鼻咽喉科学会の通達に基づいたものです。しばらくの間、ご了承ください。

投稿者: しらいし耳鼻咽喉科クリニック

2020.03.30更新

嗅覚・味覚障害と新型コロナウイルス感染について
―耳鼻咽喉科からのお知らせとお願い―

2020年3月30日 一般社団法人 日本耳鼻咽喉科学会

 新型コロナウイルスの感染が世界中に流行し、日本においても大都市を中心に急速に広がっています。新型コロナウイルス感染症は、発熱やせき・たん、のどの痛み、体のだるさが主な症状ですが、嗅覚(におい)や味覚(あじ)も低下することが分かり、新聞やニュースで報道されています。しかし、嗅覚や味覚の障害はインフルエンザや一般の「かぜ」でも生じることがあり、必ずしも新型コロナウイルスだけが原因ではありません。また、新型コロナウイルス感染症による嗅覚や味覚の障害は自然に治ることが多く、特効薬もありません。
 新型コロナウイルス感染症における対応と注意事項をまとめましたので参考にしていただけますよう、お願いいたします。
 なお、この知らせは診断や治療の進歩によって、変わることがあります。

37.5度以上の発熱が4日以上続く場合や、咳、息苦しさ、だるさがあれば、お住まいの区市町村の帰国者・接触者相談センターにご相談ください。厚生労働省のホームページからも確認することができます。
各都道府県における帰国者・接触者相談センター紹介(厚生労働省)
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/covid19-kikokusyasessyokusya.html
「におい」や「あじ」の異常を感じても、発熱や咳、息苦しさ、だるさがなければ2週間不要不急の外出を控えてください。医療機関への受診も控え、体温を毎日測定し、手洗いもこまめにしてください。人と接する際にはマスクを着けて対話をして下さい。
嗅覚・味覚障害の治療は急ぐ必要はありません。自然に治ることも多いのでしばらく様子を見てください。特効薬はありませんが、2週間経っても他の症状なく嗅覚や味覚が改善しない場合は耳鼻咽喉科外来を受診してください。
あなたとあなたの周りのみなさん、家族を守るために、ご協力をお願いいたします。

投稿者: しらいし耳鼻咽喉科クリニック

2020.03.27更新

先日もこの件についてお伝えしましたが、昨日プロ野球選手が嗅覚障害を訴えPCR検査を受けたところ新型コロナウィルス陽性だったとのニュースがありました。詳細は不明ですが、症状はほぼ嗅覚障害のみだったようです。このような症状のみでPCR検査を受けることができたということに正直驚きました。先日も書きましたが体温や胸部X線検査と異なり、嗅覚や味覚は測定できるものでは無いですから「匂わない、味がしない」と言えば誰でもPCR検査が受けられる様になってしまう事態を招くのでは無いかと危惧しています。それはさておき、諸外国からも報告が多数ある中、鼻づまりも鼻水も出ないのに突然匂いがしなくなるといった症状があった場合、これを軽視すべきではありません。しかし残念ながら耳鼻咽喉科を受診されても新型コロナウィルス感染かどうかは分かりません。この症状に対応する指針などは今のところありませんが、安易な受診は控えて頂き基本的には帰国者・接触者相談センターに相談する目安としては今まで通りとし、体温測定やその他の症状(発熱や咳、倦怠感(だるさ)、息切れなど)の経過に加え、今後は匂いや味についても具体的にどんなものが匂わなくなったのか(また味がなくなったのか)、悪くなる前とどのように異なるかなどよく確認するようにして下さい。政府、自治体や学会からこの症状についての対応などの指針が出ましたら追って報告いたします。よろしくお願いします。

投稿者: しらいし耳鼻咽喉科クリニック

2020.03.25更新

アメリカやイギリスの耳鼻咽喉科医のグループが、新型コロナウィルス感染症の症状として無臭覚症、嗅覚障害、味覚障害の頻度が高いとの報告をしました。一般的に感冒はほとんどウィルス感染によるものですが、これは嗅覚障害の主な原因であり特別驚くことではありません。また嗅覚と味覚の2つの感覚は互いに補佐し合っていますので、嗅覚が鈍くなると味覚も鈍くなるものです。また感覚というものは数値で客観的に表すのは困難で、かなり主観的な要素が大きいものです。私が言いたいのは通常の感冒に比べて、新型コロナウィルス感染した場合に明らかにこの症状の割合が高いなどの詳細がはっきりしていない段階で、匂いや味の感覚が鈍いから新型コロナ感染を疑うのは早計だろうということです。嗅覚や味覚が鈍くなったからといって即、新型コロナウィルス感染が疑われるということにはなりませんし、また耳鼻咽喉科を受診されても診断はできません。むしろ現状ではこの新型感染症の症状の一つとして留意しておく程度でいいのではないかと思います。以下参考にして下さい。

AAO-HNS: Anosmia, Hyposmia, and Dysgeusia Symptoms of Coronavirus Disease

Loss of sense of smell as marker of COVID-19 infection

投稿者: しらいし耳鼻咽喉科クリニック

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